フランチャイズチェーン・コンビニ電子マネー対決

フランチャイズチェーンのコンビニエンスストア（コンビニ）では、
電子マネーが利用できるようになります。

フランチャイズチェーンのコンビニ同士での、
電子マネーの取り扱いに対して、
フランチャイズチェーン同士での対決・競争がはっきりと見えてきました。


たとえば、
イオン・グループのイオンとセブンイレブンのセブン＆アイ・グループです。

イオンは２００７年４月３日に、
独自電子マネーの詳細を発表しました。
そして、イオン・グループ外のローソンとも提携交渉に入ったそうです。


大手スーパーのイオンは、売り上げが絶好調ですね。

２００７年４月４日に、イオンが発表した２００７年２月期連結決算は、
売上高が前期比８・９％増です（４兆８２４７億円）。
本業のもうけを示す営業利益は、同１４・２％増（１８９７億円）となっています。
ともに７年連続で、過去最高を更新しているんですね。

一方のセブンイレブンのセブン＆アイ・ホールディングスは、
２００７年４月下旬から、
「セブンイレブン」で独自電子マネーサービスを始めると発表しました。



イオンの電子マネー「ＷＡＯＮ（ワオン）」は、
イオン・グループ内の総合スーパー「ジャスコ」から、
コンビニエンスストアの「ミニストップ」でも使えるようになるそうです。

セブン＆アイは２００７年５月下旬までに、
全国のセブンイレブンで電子マネー「ｎａｎａｃｏ（ナナコ）」が利用できるようになります。


この電子マネーとは、プリペイド形式になっています。

電子マネーはプリペイド式なので、
安全上の理由からカードにためておける上限額を数万円です。

そのため、
買い上げ単価の低いコンビニ決済に向くとされています。


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